独学で英検1級を目指す

日本で仕事をしながら高いお金を払わずに英検1級を目指す記録。科挙式学習法の実践記録。

2014年10月試験(挑戦第1回)

受験前
 
「1級は、とにかく単語が難しい」との情報を仕入れていた。そのため、ボキャビルを軸にした準備を2014年7月ごろから開始。初回はとりあえず腕試し、という感覚で。
 
ボキャビル:「でる順パス単」でる順Bまで終了。そこまでの9割は覚えた。これはもっぱらAnkiのおかげ。これ無くして勉強は成り立たない。
 
リスニング:ビジネス英会話(杉田敏先生)のCD付き教材を買って、ディクテーション。過去1年半を通じて、ぼちぼちと160日分くらいやってきた。しかし、今でも聞き取りには毎度苦労。最近は「これだけやっても聞き取れないこと多いなぁ」との厭戦気分。この直前3ヶ月はあまりリスニング量を多く出来なかった。
 
長文読解:多少は得意意識もあり、ほとんど対策せず。
 
英作文:受験一週間前に以下の2冊を流し読み。特に前者の内容は非常に頭に入った。後者は良い本だと思うが、自分にはまだ難しい。作文練習はほとんどしてないに等しい。(半年前に、瞬間英作文を一冊潰した。これは本当に素晴らしい本だと思う)
 
英検の過去問等は一切見なかった。
 
 
受験後の感想
 
語彙対策はある程度効果を発揮してくれた感はある。幸い、リーディング/ライティングセクションの時間は余った。ただし、難易度の高い長文がしっかり読めていないことを実感。普段流し読みばかりしていることを反省。リスニングを含めてまだ自分は英語が出来ていない。体に英語が入っていない、ブレイクスルーすべきところが出来ていないという感覚が残る。
 
 
自己採点結果
 
語彙17/長文18/リスニング23
 
語彙は出来過ぎだと思う。リスニング・長文はあと一皮がむけない。
点数的にはもう少し伸びれば合格、というラインだろうが、ここから伸ばすのはかなり苦しそうな予感もある。テストそのものを目的化したくないが、一皮むけるためのマイルストーンとしては良いかもしれない。
 
 
 
3ヶ月後の挑戦第2回(2015年1月)受験に向けて
 
パス単:でる順Cと熟語まで含めて全て潰す。難解な単語が増えて来たが、焦らずマイペースを維持。
 
科挙式記憶術に取り組み、英文を丸暗記してみる。(英作文の模範解答を含む)
 
リスニング…ディクテーションはほそぼそと続ける。
 
週に一度は英作文エッセイを書く。
 
多分、今の自分の実力と経験だと、投入時間に対して一番効率的に伸びが期待できるのは英作文エッセイだと思う。なぜなら、これまで全く勉強したことがないから。ここに資源配分するのが、テスト対策としては正しいだろう。決してテスト合格が目的ではないのだが、英作文の勉強は総合的な英語運用力強化とも強く関係しているから、これに力を入れる、という方針に抵抗感はない。